B-B!3 -Climax -モンスター・シリーズ　オープニング -

“MONSTER”言わずと知れた怪物。
一番強い甲虫は一体誰なのか？
幸運や、まぐれによる偶然性を徹底的に排除して、
本当に強い者だけが栄冠を手にすることができるバトルリーグが見たい！

"B-B!3"の最終章は、大迫力の巨大カブト＆クワガタ・バトルをお届けします。
甲虫バトルの神髄を、とことんまでお楽しみあれ！

最強決定戦に相応しいカブト４匹、クワガタ４匹のモンスター・メンバーと２匹の専属トレイナー + α が参加。

以下の審査基準により選考された個体がモンスター・メンバーとして出場。
①過去２大会での成績上位の種類を優先して選考
②亜種関係にある種類の昆虫はいづれか１種の個体のみを選考
③体格によるハンデを軽減するため、カブトは種の最大サイズの80％程度、
　クワガタは90％以上の個体を選考

メンバーは総当りで、それぞれの相手と３本勝負を行う。
３本勝負に於いて、どちらかが２回先勝した場合でも、必ず３回戦まで行う。

各３本勝負の結果により、メンバーは以下のポイントを獲得する。
①各試合での勝利に対して、ポイント1点を獲得　（引き分けは0.5点）
②各３本勝負での勝ち越しに対して、更にボーナスポイント１点を獲得
　（同率は0.5点）

ポイント対応表	勝　敗	ポイント（勝利点+ボーナス点）
	3勝0敗	4点　　（3+1）
	2勝0敗1分	3.5点　（2.5+1）
	2勝 1敗	3点　　（2+1）
	1勝1敗1分	2点　（1.5+0.5）
	1勝 2敗	1点　　（1+0）
	0勝2敗1分	0.5点　（0.5+0）
	0勝3敗	0点　　（0+0）

最終的に、最も多くのポイントを獲得した昆虫が優勝。
カブト、クワガタそれぞれの最多得点者も併せて表彰。

	さぁ、いよいよ３年にわたる "B-B!" の集大成が始まるよ。選び抜かれたカブト＆クワガタ８匹による、妥協を許さない真剣勝負だ！
	今回は３本勝負なので、真の実力がなければ勝てないぞ。それに１本でも取ればポイントが付くから、何としても３連敗しないことが重要だ。
	おまけにグランドルールで負傷交代は認められてないから、優勝にはタフさも要求されるんだ。殺人（虫？）的な武器を持つメンバー相手に、この規定は厳しいぞ～
	それでは、栄えあるモンスターメンバーに選ばれた８匹を紹介しよう。



Megasoma actaeon 　109mm　　ペルー出身前回大会ではヘラクレスの壁をうち破り見事に優勝！山のような巨体の俺と戦おうというのか。押しつぶされるのと、はね飛ばされるのどっちがいい？



Prosopocoilus giraffa 　113mm　　フローレス出身前回大会では独走でクワガタチャンピオンに。対クワガタ戦？　そんなの眼中にねえょ。カブト軍のでかい奴らを殺るために来たんだぜ。



Dynastes hercules 　140mm　　グアドループ出身第１回大会では優勝、第２回大会は優勝同点。 “B-B!”を見てくれてるみんな、本当にすまん！俺が強すぎるばかりに、大会が盛り上がらなくて…



Dorcus titanus palawanicus 　102mm　　フィリピン出身初回“B-B!”ではクワガタチャンピオンに輝く！俺は弱い奴らが相手じゃやる気が出ないんだ。少しは張り合いがないと、前回みたいにスネちまうぞ。



Chalcosoma caucasus 　114mm　　スマトラ出身準優勝、３位と安定した成績を残し、狙うは優勝のみ！前々回と前回の大会は前座に過ぎないんだよ。今回、優勝するこの俺の引き立て役なのさ。



Hexarthrius mandibularis 　110mm　　スマトラ出身前回大会では、バトルサイボーグの面目躍如。俺に刃向かうヤツは風でも雨でも関係ねぇ。みんなまとめて粗大ゴミにしてやるから覚悟しとけよ。



Dynastes neptunus 　130mm　　コロンビア出身通算成績は負け越しだが、大物喰いの実績により抜擢。今回の俺はひと味違うぜ。頭角の形を見ろよ。この大会のために特注でまっすぐにしたんだぞ。



Mesotopus tarandus　86mm　　コンゴ出身これまでの戦績は今ひとつだが、ガチンコでは最強だ。俺には勝ち負けなんてどうでもいいのさ。相手をぶち壊すことだけが楽しみなんだ。

このメンバーには白星供給係はいないから、どの試合もどちらが勝つか全く判らないぞ！

大事なことを言うの忘れてた。
俺とカブトはレフェリーとして参加して、エキジビションではバトルもやるんだ。